神代病院をもっと知る

院長としてどのような病院を目指していきたいですか？

神代病院は昭和49年2月に神代弘道理事長が北野町八重亀に神代外科胃腸科医院として創設し、50年間地域医療を担ってきた歴史ある病院です。私は、理事長の掲げた理念「安心と生きがいを患者さんとそのご家族に届ける」を更に追求し、激流する時代の変化の波に乗って、病院を更に成長させ、職員のやりがい、向上心を高め、進化していく病院を目指したいと思います。そのためには私自身が強い覚悟のもとに、力強いリーダーシップを発揮して、法人全体を引っ張っていきたいと思います。

どのようなことにチャレンジされるのですか？

御存知のとおり、日本全体は高齢化が進み、久留米市北野町は特に高齢者の割合が増え、相対的に若年層が減っています。当院の使命の一つは、増加している高齢患者さんの安心と生きがいを届けるため、速やかな急変時の対応です。高齢者は突然の救急疾患が多く、先ずは救急時の窓口を担い、当院への入院加療や迅速な高次病院へ転送を検討します。また、周辺のクリニックの先生方とも協力して、地域全体を包括した医療圏を作るため、ネットワーク作りを構築したいと思います。そのために最新の情報電子機器（IT化、様々なアプリ等）を用いて、情報収集、解析、対策をします。このためにはフレッシュな若い力も必要であり、若い方が当院に魅力を感じるような方向性を示して、人材育成、教育も強化したいと考えています。今後は特に新人を積極的に採用して育てることに力を入れていきたいと思います。また私は消化器疾患（特に肝臓、超音波）の専門であり、（ラジオ波治療等の肝癌治療）、鎮静化（眠って受ける）内視鏡も更に積極的に行いたいと思います。
今後3年間の事業計画は一覧表に示しており、グループ内全体の目標項目として職員に配布し共有しています。私は全ての職員の力を結集して、地域医療の発展に力を注ぎたいと思います。

最後に、地域の皆さんへのメッセージをどうぞ！

当法人の理念は、すべての職員が患者・利用者さんそしてご家族とのパートナーシップを築くことで、「患者さんとそのご家族に安心と生きがい」に繋げていくことです。
これまでの伝統を受け継ぎつつ、気軽に受診してもらえる病院づくりを続けていきたいと考えています。
どうかこれからも神代病院ほか三井会グループのバートナーとして、忌憚ないご意見、ご指導をお願いいたします。