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2025.10.22
三井消防署主催の普通救命講習会に参加
10月22日(水)、三井消防署が久留米市北野町に在する福祉施設関係者を対象に開催する普通救命講習会に(一時救命処置等)、医療法人三井会の福祉施設関係者10名が参加しました。


講習会は他施設関係者も参加される中、かねしま館・くましろ館・八重亀館・弐番館から、この日の参加者の半数を占める人数が参加していました。
最初の20分ほどは座学が行われ、久留米市や旧北野町地区における救急要請の現状について、対応人員の不足により出動が遅れるケースもあることがデータで示されました。
その上で、各施設関係者が応急処置を行う場面で適切な対応が取れた場合には、救命につながる可能性が広がることもあると、救命曲線図などを用いて解説がありました。



後半は約2時間にわたり実技演習が行われました。
一次救命処置として求められる胸骨圧迫や人工呼吸などの心肺蘇生法を、一人ひとりが実践。過去に学んだ内容でも、時間の経過とともに感覚が薄れるため、改めて身に着けようと「イチ、ニ、サン、シ…」と声を出しながら真剣に取り組んでいました。
また、AEDについても「施設内のどこに設置しているか」という消防職員の問いかけをきっかけに、施設に戻り次第、設置場所や使用方法を再確認し、従業員間での共有を行う意欲が見られました。

医療法人三井会では、各スタッフが意識を高めながら、個人のスキルアップや安全なケア提供のために各種研修・講習に積極的に参加しています。
これからも地域医療の一端を担えるよう努めてまいります。