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2025.11.06

久留米広域消防本部と災害救護訓練を実施

11月6日(木)、神代病院(久留米市北野町)にて、久留米広域消防本部が実施した災害救護訓練に、本院の医師・看護チームが参加しました。

神代病院での救護訓練

この訓練は、災害などの発生時に備え、消防本部と医療機関が連携して救護活動を行う手順を確認することを目的に実施されたものです。

神代病院敷地内を現場に見立て、負傷者の重症度を判断して搬送や処置の優先順位を決定しながらトリアージ訓練を行いました。識別タグを用い、実際の災害現場を想定した実践的な内容でした。
※「トリアージ」とは、災害や多数傷病者発生時に、傷病の重症度などに応じて治療・搬送の優先順位を決定する手法です。
詳しくは 厚生労働省「災害時の医療活動(トリアージ)について」 をご覧ください。

久留米広域消防本部と患者
消防本部により、現場での救護対応が迅速に判断されます。
神代病院スタッフの救護訓練
連絡を受けた医師・看護師も現場に到着し、消防本部と連携して患者の状況を確認。
神代病院長と久留米広域消防本部スタッフ
緊張感のある中でも、患者へ声をかけながら対応する病院長の姿が見られました。
災害時訓練を行う神代病院ドクター
病院側は院長を中心に、医師・看護師とのチームワークを確認しました。
詳細な患者設定のもとの実践
軽傷と判断され、待機している傷病者を確認も、この後容態が急変。
急変患者をサポートするスタッフ
想定外の症状変化にも対応できるよう、さまざまなシナリオに基づいた訓練が実施されました。
エアーテントでの救護訓練
当日は好天のもと、雨天時を想定したエアーテント内での訓練も実施。
災害救護訓練
病院および消防本部合わせて60名を超える参加者による、大規模な訓練となりました。
神代病院での災害救護訓練

災害はいつ起こるかわかりません。
万一の際に迅速かつ適切な対応が行えるよう、消防本部と連携しながら実践的な訓練を行い、災害時医療体制の重要性を改めて確認しました。
今後も、地域の安全と安心を守るため、関係機関と連携し備えてまいります。

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