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2025.12.10

神代病院で消防訓練を行いました

久留米広域消防と連携し、院内の防災体制を確認

医療法人三井会・神代病院では、12月10日(水)に消防訓練を実施し、久留米広域消防と連携しながら、院内での火災時の動きをスタッフ間で確認し合いました。

入院機能を有する当院では、歩行が難しい患者さんも多く、火災時には消火や避難に加え、見落としのないよう安全な場所へ誘導することが重要となります。
訓練では、火災の第一報から本番さながらに、各持ち場での確認、院内の指示・連絡体系、入院患者さんの所在確認などを行い、できた点と改善点を振り返ることができました。

消防連絡
▲消防への連絡など、ひと通りの運用過程を体験。
情報共有
▲スタッフ間でのスムーズな情報共有も重要。
消防訓練
▲院内の3階、4階をメインに行った消防訓練。大勢のスタッフが体験しました。
入居患者の安全確保
▲患者さんの確認漏れがないよう、部屋もくまなく確認。

院内には事前に訓練開催の案内を行っていましたが、消防訓練特有の大きな警報音に驚かれる患者さんもいらっしゃいました。
その中で、「訓練は大事じゃけんね。音は気にせんでよかよ」といった励ましのお声もいただき、職員にとって力になる場面もありました。

訓練後は、久留米広域消防隊員の皆さんとともに振り返りを実施しました。
特に、病室確認の際に使用する「済」を示すマグネットサインの運用については、「確認漏れを防ぐ工夫」や「担当者を個別に立てるべきか」など、活発な意見交換が行われました。

広域消防とのミーティング
▲久留米広域消防との振り返りでは、参考意見もたくさんいただけました。
消火訓練
▲最後は、消化器の使い方をおさらい。

今回の訓練は、病院長をはじめ職員が参加し、次の実践に活かすための貴重な機会となりました。

神代病院では、今回寄せられた患者さんのお声や消防隊の助言を踏まえ、今後も防災体制の充実に努めてまいります。

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