身体拘束最小化を目指して

身体拘束最小化を目指して


身体拘束最小化を目指して


2026年5月実績
身体拘束患者数 0
身体拘束率 0.0%

※ 身体拘束発生時には、多職種で振り返りと検証を行っています

About

身体拘束は、医療現場で安全確保のために検討されることがあります

医療現場では、点滴やチューブの自己抜去、転倒・転落などを防ぐために、
やむを得ず身体拘束が検討される場合があります。

一方で、身体拘束は患者さんの自由や尊厳に関わる大切な課題です。
神代病院では、必要性を慎重に判断しながら、
できる限り身体拘束に頼らないケアを目指しています。

身体拘束最小化ポスター
▲院内で掲示している身体拘束最小化に向けた啓発ポスター。

Our Approach

安全と尊厳、その両方を大切に。

神代病院では、患者さんの安全を守ることと、その人らしさや尊厳を大切にすることの両立を目指し、身体拘束最小化に向けた取り組みを進めています。

医師、看護師、リハビリ専門職、介護職、相談員など多職種が連携し、患者さん一人ひとりに合ったケアのあり方を日々考えています。

ケア

Interview

“身体拘束最小化”を主導する責任者に聞く

副理事長インタビュー

Profile

副理事長 髙田 由香

医療法人三井会・副理事長。
医師として診療に携わるとともに、 身体拘束最小化に向けた院内体制づくりや、多職種連携の推進を主導している。

なぜ身体拘束最小化に取り組むのですか?

身体拘束は、患者さんの安全を守るためにやむを得ず検討される場合があります。
しかし同時に、患者さんの尊厳や、その人らしい生活に深く関わる課題でもあります。
だからこそ、「本当に必要なのか」「他に方法はないのか」を考え続けることが大切だと考えています。

身体拘束最小化で大切にしていることは?

「身体拘束をしないこと」だけを目的にするのではなく、患者さんの不安や混乱、身体状況、生活背景などを丁寧に理解することを大切にしています。

神代病院らしい取り組みとは?

医師、看護師、リハビリ専門職、介護職、相談員など、多職種が日常的に情報共有を行い、チームで考える文化があることです。

現場ではどのような工夫が行われていますか?

声かけや見守り方法の工夫、環境調整、離床支援、ケアするグッズの活用など、患者さんが安心して過ごせるためのさまざまな工夫を行っています。

地域の皆さまへ伝えたいことは?

身体拘束最小化は、特別な取り組みではなく、患者さん一人ひとりに向き合う日々のケアの積み重ねだと考えています。

Care in Action

写真で伝える実践の様子

身体拘束最小化は、日々の声かけ、見守り、環境調整、リハビリテーション、情報共有など、現場のさまざまな実践によって支えられています。

コールのお知らせ

コールのお知らせ
多職種

多職種での情報共有
病棟でのリハビリ

病棟でのリハビリテーション
院内デイケア

院内デイケア

Care Goods

ケアするグッズの活用

患者さんが安心して過ごせるよう、スタッフの声からケアするグッズを制作し、現場でのケアに活用しています。

握っ手

握っ手

手で探る行為を、握ってもらうことで代用します。肌に優しい素材と可愛いキャラクター性で親近感が湧きやすいです。

保護カバー

マフ

柔らかい素材で作ったマフに、腕を通したり、触ったり、掴んだりして、精神的な安定を目指します。

CV保護カバー

中心静脈栄養カテーテル
保護カバー

タートルネック型の着用する保護カバー。点滴時の抜去等を予防します。

Voice

現場スタッフの声

看護師

患者さんの不安や混乱の背景を知ることで、関わり方の工夫につながっています。

看護師

リハビリ

「身体拘束を減らすために何ができるか」を、日々チームで考えています。

リハビリ

薬剤師

多職種で相談しながら、患者さんに合った方法を検討しています。

薬剤師

PDCA

カンファレンスで共有し、改善につなげる仕組み

身体拘束が必要となった場合や、転倒・転落などのリスクが生じた場合には、カンファレンスなどで状況を共有し、原因や対応を振り返ります。

状況把握

状況把握

患者さんの状態、行動、環境、リスクを確認します。

多職種で検討

多職種で検討

カンファレンスなどで背景や対応方法を共有します。

ケアの実践

ケアの実践

見守り、声かけ、環境調整など具体策を実施します。

振り返り

振り返り

効果を確認し、必要に応じて対応を見直します。

Network

ケアする病院ネットワークとの連携

神代病院は、全国の医療機関が連携し、ケアのあり方を考える「ケアする病院ネットワーク」の発起人病院のひとつです。

院内での実践に加え、全国の医療機関と学び合いながら、身体拘束最小化に向けた取り組みを継続しています。

ケアする病院ネットワーク

患者さんの「その人らしさ」を支えるために

身体拘束最小化は、特別な取り組みではなく、 日々のケアの積み重ねです。

神代病院では、これからも患者さんとご家族に安心していただける医療を目指し、
多職種で知恵を出し合いながら最小化に向けた取り組みを続けてまいります。

お問い合わせ

TEL. 0942-78-3177
FAX. 0942-78-3918