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2026.08.12
油断禁物 農作業中の「ハチ刺され」と全身症状に注意

🔗 参考リンク
・林野庁
■Case
畑で草刈り作業中、気づかずハチの巣に近づき刺された。最初は腕の痛みだけだったが、しばらくして全身のかゆみや息苦しさが出てきた。
■初期対応
ハチ刺されは、時間が経ってから症状が強くなることがあるため注意が必要です。
① 針の確認
・残っていれば、こすらず静かに取り除く
② 患部の処置
・流水でよく洗う(刺された部分を押し洗い)
・冷やして腫れや痛みを抑える

③ 安静にする
・作業を中断し、様子を見る
⚠ 注意
・息苦しさ、全身のかゆみ、めまい
→ アレルギー反応の可能性

🌾 医師の見解(緒方 裕 医師)
ハチ刺されは「刺された直後より、その後の体の変化」が重要です。特に2回目以降は強い反応が出ることもあります(アナフィラキシー)。アナフィラキシーは、場合によっては死に至ることもあるので、軽く考えないことが大切です。
巣を見つけたら無理に作業を進めず、専門業者に駆除を依頼し、先ずは刺されないためにどうするかを考えた行動をとるようにされてください。
🚑 【救急要請が必要なサイン】
・呼吸が苦しい
・全身にじんましん
・意識がぼんやりする
・アレルギー症状が出た(冷や汗、めまい、吐き気、血圧低下など)
🏥 【医療機関を受診した方がよいケース】
・以前に刺されたことがある方
・腫れが強い
・痛みが続く
・体調に違和感がある
🌱 迷ったときは早めの相談を
「前も大丈夫だったから」と様子を見るのは危険なこともあります。違和感があれば早めに相談してください。
■今回の記事を監修した医師

緒方 裕 医師(外科)
日本外科学会 外科専門医・指導医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医・指導医
日本大腸肛門病学会 大腸肛門病専門医・指導医
日本消化器病学会 消化器病専門医・指導医
「Medi-AGRI」とは
当院をご利用いただいている患者様の職業の多くに「農家」の方がいらっしゃいます。
そんな地域の農家の皆さんの健康管理の一助となればと考え、一般的な医療情報を紹介する「農家の皆さんのための医療参考」ページを公開します。事前にご覧になられる中で、日常の作業における健康管理や、体調変化に気づくための参考情報としてお役立てください。